月に1回飲むくすり!〜フィラリア予防薬の失敗しない選び方〜

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東京では4月からフィラリアの予防開始時期です。

フィラリアの予防薬といわれているものは、
実際には『駆虫薬』だってご存知ですか?

フィラリアをもった蚊に刺されて、感染したフィラリアの幼虫を
殺してしまうくすりなんです。

月にいちど薬を飲ませることで、
その時点までに感染した血中の幼虫を退治できるのです。

なぜ月に1度だけのくすりなんでしょうか?

それは、このフィラリアという虫の成長に関係しています。

蚊は3期幼虫をイヌにうつします。
そして感染後10日で4期幼虫に育ち、65日で5期幼虫になります。

現在使用されている予防薬といわれるものは4期幼虫までにしか効きません。

なので、感染後2カ月くらい経過するとくすりが効かなくなります。
そして虫がどんどん育ってしまうというわけです。

以上のことから、
蚊が出終わってからさらに1ヵ月後にもくすりを飲ませる必要があります。
寒くなって蚊がいなくなったからといって、安心はできませんね。

(東京では11月まで蚊が出ているので、
12月までだめ押しで飲ませてもらっています。)


予防薬はいろいろなタイプから選べます。

錠剤、チュアブル製剤、皮膚滴下剤が主流です。

病院によっては粉薬や、シロップ状の薬もあるようです。
まずやめておいたほうがいいです。
(多くが病院独自に調剤しているもので、濃度にばらつきがでる危険性があります。)

成分としては、ミルベマイシンがいちばんおすすめですよ。


チュアブルはワンコがおやつ感覚で食べてくれるので楽ですが、
錠剤に比べると値段が少し高めです。

皮膚に垂らすくすりはノミの予防も同時にできるのでお得です。
(ダニの予防ができないので、
草むらなどによく行くワンコにはおすすめできません。)

いちばんのおススメは、薬を飲ませる練習もかねての錠剤ですね。
ぜひ挑戦してみてください♪



来週は
「フィラリアの血液検査をしないでも安心・安全に予防できる方法」
をお伝えします!


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posted by 獣医@青井すず at 01:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 病気予防のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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